管楽器はやはり試奏が大事です。プロが使っていようと楽器には個体差があるため自分に合った楽器を探すことが第一ですが、郊外や情報が無い方。吹奏楽を始めたばかりのお子様をもつ保護者の方は、楽器に対する知識が少なく、その為、
楽器とは言えない様な激安楽器
を購入しがちです。それならば学校の備品として貸し出す楽器の方がまだ良いのかもしれません。このページが少しでも参考になればと思って作りました。
1.フルート
フルートは楽器をやっている人口が多く、市場の流通量も多い楽器です。その為、
質の良い楽器が低予算から開発され売られています。本体が洋銀・銀・金・プラチナ等の色々な金属で加工されています。【参考価格15万円 下限価格7万円】

◆ジュピター フルート FL-501SE(定価60,900円)
入門者にお勧めのモデル。ジュピターは低価格で質の良い楽器を製作するメーカーです。吹奏楽の入門用には良いモデル

◆ヤマハのフルートYFL211 オリジナルセット(定価78,000円)
入門者にお勧めのモデル。上記と似ていて、国産メーカーのヤマハから出ている。銀メッキ仕上げ

◆
アルタスA-807E(定価144,900円)
長野県安曇野に工場があり、高級モデルからスチューデントモデルまで、全ての製品を社長自らが吹いてチェックするほど品質には一貫した姿勢を保っているのでオススメ。長く使えます(調整や扱いをしっかり行えば)
■フルート ムラマツ EX (定価230,000円)
国産フルートの王者とも言えるムラマツの廉価版に位置するモデル。入門用では最高グレード。楽器としても長く使うにはかなり良いモデル。総銀製で尚且つ価格としてもリーズナブル。
2.クラリネット
楽器のメカニックが複雑であり、楽器の値段としては少々高い。また一般に対する流通量も少ない為か低めのグレードでも値段が高め。メーカーとしては、クランポンやセルマーが王道として多くの奏者が利用している。【参考価格 10万円〜15万円 下限価格9万円】
ヤマハ クラリネット YCL−450(定価120,000円程)
クラリネットの入門用として安定した供給を支えている楽器。国産でサポートも厚いの。下記はそのグレードが少し高い条件のもの
ヤマハ YCL-650(B♭管クラリネット)(定価200,000円)
◆ビュッフェ・クランポン B♭クラリネット E-12(定価210,000円)
価格帯としてはもっとも安定している楽器。入門者から中級者に向いている。クランポンはクラリネットでもっとも多く供給されているメーカー。多くの奏者がこの上位グレードを使用してる。廉価版のE-11と比べると吹くときの抵抗感がいくぶん増し、音色がやや重厚になるように設計されている。
Buffet Crampon C-13 Bb-クラリネット(定価323,400円)
クランポン・C-13は音楽学校 (Conservatoire)で、クラリネットを学ぶ方達のために開発されたBbクラリネットです。製造目的にちなんで"コンセルヴァトワール"と名付 けられれいます、「代表モデルR-13に匹敵する」とまで言われる音質と性能を持ちながら、価格を抑えたコストパフォーマンスモデル
3.サキソフォーン
サックスもフルートと同じように流通量が多く手ごろな価格で手に入れやすい楽器です。高級なモデルになれば80万程になりますが入門用ならば10万円を切る価格でかなり品質の良い楽器が手に入ります。(有名メーカー ヤナギサワ・セルマー・ヤマハ カドソン IO 等)【参考価格20万 下限価格9万円】
ANTIGUA WINDS ALTO AS(定価900,00円)
セルマー日本代理店ノナカが手がけた入門向けサックスです。楽器の形状がセルマーシリーズ2を模倣しているのでフィンがリングも良く、このクラスでは太めの音も出て吹奏楽からジャズまで対応出来ます。
ヤマハYAS-62(定価239,000円)
ヤマハの中級グレードの楽器。吹奏楽を始める中高生が多く使う。楽器の質も高く安心して扱えるメーカー。
SELMER Super Action 80II VALEUR(定価409,500円)
セルマーのサックスといえばシリーズ2と言われるほど、絶大な信頼と安定した人気をを誇る定番のモデル。(このサックスは通常彫刻無し版として販売されていたモデルです、)多くのミュージシャンに愛された歴代モデルの人気と伝統を受け継ぎ、高い製造技術で生産されるシリーズ2。プロでの使用に耐えうるスタンダードモデル。